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2000年代に流行ったニンテンドーDS・PSP

    2000年代に流行ったニンテンドーDS・PSPの特徴

    ニンテンドーDSは2画面のタッチパネル式液晶ディスプレイをタッチペンで操作することができます。Wi-Fiによる通信機能が搭載されているため、複数人で遊ぶことができるので、子供たちが集まるとみんなで通信ゲームを楽しんでいるようです。

    PSPは高精細な4.3インチの液晶ディスプレイを使用。UMDという光ディスクを採用しているため、映像作品などのコンテンツも楽しむことができます。ディスクを入れ替えればお気に入りの映画やアニメを高画質で鑑賞できるのが特徴です。

    両機種の違いは、ディスプレイやコンテンツの取り扱い方法にあります。ニンテンドーDSはタッチパネルを中心に据えたゲームプレイが特徴で、Wi-Fi通信でマルチプレイヤー機能が充実しています。PSPは映像作品などのコンテンツを楽しむことができるので、子供より大人向けの機器になっています。
    どちらも既に生産終了されていて、ニンテンドーDSは3DSシリーズeショップのサービスも先日終了されました。
    PSPの後継機でもあるPS Vitaも既に生産終了していて、ポータブル系では対抗する予定はなく、PS5の人気が伸びてきています。

    2000年代に流行ったニンテンドーDS・PSPの違い

    DSには幅広いソフトがあり、教育系ゲームがある一方、PSPは大人向けのゲームが多く、より高度なグラフィックスや機能を備えていました。また、DSは専用のスタイラスペンでタッチ操作ができましたが、PSPはスティックで従来のゲーム機と同様の操作ができるという違いも。
    他にも、DSはWi-Fiを使うのに比べ、PSPはインターネットに接続するためのアダプタか無線ランが必要だったことも違いの一つです。
    また、ニンテンドーDSは全世界で1億台以上の販売台数を誇り、PSPも世界累計8,200万台以上の販売台数を記録しています。

    2000年代に流行ったニンテンドーDS・PSPの開発秘話

    ニンテンドーDSは、ゲームクリエイターが「画面の中に手が入るようなゲームを作りたい」というアイデアを出したことがきっかけになり、2画面のタッチパネルを採用することになりました。当初は、反対意見もあったものの、完成した製品は大ヒットし、ゲームの表現力が飛躍的に向上しました。
    PSPは、対ニンテンドーDSだと思われていましたが「iPodキラー」というコンセプトで開発が進められたとされています。当時、iPodが爆発的な人気を博していたことから、超えるデバイスとして開発。プレイステーション2の開発者が中心となって作られたため、高画質な映像や多彩な機能が搭載されました。