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80年代に流行ったウォシュレット

    ウォシュレットはなぜ人気になった?

    ウォシュレットと言えばテレビで放映されたCMが話題を呼びました。「お尻だって、洗ってほしい」というキャッチコピーは衝撃を受けた人も多かったのではないでしょうか?私は今でも覚えています。
    その反響があった反面、「食事中にテレビで便座を見せるな!」とクレームも殺到したそうです。他にも「わざわざ水で洗う必要ない!」という意見が多く、理解を得られないことが多かったようですが、新しく家を建てるときに洋式トイレと一緒にウォシュレットのある便座に変えることも増えていきました。最近では公共交通機関やデパートなどのいろんな場所でウォシュレットがついていますが、日本の平和な環境のおかげで外出時にもウォシュレットを使えていると言っても過言ではないでしょう。海外では個人宅に少しずつ設置数が増えていますが、一歩外に出たらウォシュレットがついているのはホテルくらいではないでしょうか。
    治安の悪い国ではウォシュレットを屋外のトイレに付けていたら、一瞬にして便座泥棒が出てもおかしくないでしょうね。とは言えそういった地域は一部だけで、外国でも最近は人気が高まっています。アーティストのマドンナも日本のトイレにハマった一人。外国でも普及の波が止まりませんね。

    ウォシュレットの開発秘話

    ウォシュレットを開発したTOTOは、お尻を洗うノズルの角度や水の温度、圧力などのニーズを知るために、女性社員や家族など300人以上のサンプルを集めて解決しました。今ではセクハラと言われてしまいそうですが針金にお尻の位置を書いてもらってちょうどいい位置を探したのだそうです。
    また、最初はノズルが開閉する機能がなく出しっぱなしの状態でしたが、車のラジオ用アンテナが自動開閉するのをみて、洗浄ノズルの収納をひらめいたそうです。先端に噴射口を取り付けたことで現在の形が完成しました。

    最近人気のウォシュレット

    パナソニック「ビューティ・トワレ」は安くて座り心地がいいので人気が高い商品です。脱臭機能があるため、新婚さんのご家庭や来客の多いご家庭におすすめ。
    他にも温風乾燥機能が付いている製品や蓋の自動開閉モードがついているものもあります。使用方法にあわせて機能が少ないタイプを選べば安価に取り付けられますよ。自分でも取付交換が簡単にできる製品も増えてきているのでウォシュレットが普及する秘訣なのかもしれません。