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90年代に流行ったたまごっち

    90年代に流行ったたまごっちの特徴

    世界的に流行した「たまごっち」はタマゴ型の小型ゲーム機で、キャラクターを養育することで進化していきます。たまごっちは多種多様なキャラクターが存在し、見た目や特徴が異なっていました。〇〇っちという愛称がかわいく、とっつきやすかったというのもあるでしょう。
    私はなぜか、いつもおやじっちになってしまう現象が起きていましたよ。
    また、独自の時間概念「リアルタイムシステム」を採用したことで現実と同じように時間が流れるのがおもしろかったポイントのひとつ。時間をかけて育成が進むため、途中で進化が止まったり、死んでしまったりすることもありましたね。キーホルダー型で持ち運びがしやすく、どこでも手軽に飼育できることが魅力的でした。

    90年代に流行ったたまごっちが人気になった理由

    新しいゲームプレイの形態である「飼育する」というアイデアが新鮮だったことが考えられます。また、プレイヤー自身が育成に責任を持つことで愛着がわきやすかったことも大きな理由でした。また、たまご部分のデザインがたくさんあったので、複数カラーのたまごっちをまとめて育てるという人も多かったですね。
    当時は女子高生に人気が高かったのですが、復刻版では小学生向けに変更。赤外線通信で友達同士とコミュニケーションがとれたり、たまごっち同士を結婚させたりできることが子供に大ヒットしました。

    90年代に流行ったたまごっちの開発秘話

    たまごっちの制作アイデアは小鳥を育てるという話題から生まれました。最初は子供向けオモチャとして企画されましたが、制作時点で社員自身も楽しむことができたため人気が出ると期待されたそうです。ただ、人気の波は想定外で、すぐに完売状態になってしまいました。当初の販売予定数は50万個でしたが、追加で300万個も製造することに。その後すぐにブームは去ってしまったのですが、何年かに一度再ブームが来ていたり、海外での人気が急増したり、たまごっちは長年愛され続けていいます。
    最終的に全世界での販売されたたまごっちの数は、4000万個以上にも上るそうですよ。ちなみに昔は3000円程度で購入できたたまごっちは、最新版の価格が6000円以上するそうです。

    2000年以降もリバイバル版やリニューアルしたたまごっちが販売されてきましたが、2023年は「Supreme」とコラボして、Supreme×たまごっちの新作アイテムが登場する予定です。ペットを育てられない子供のいる家庭では、たまごっちで育成する学びを得られるといいかもしれませんね!